甘酒がうまく作れない! そんな方でも簡単に甘酒を作る裏ワザとは?!

甘酒を上手く作る方法、失敗しないコツを教えます!

 最近、発酵食品が見直され甘酒ブームが広がっています。
江戸時代には行商が夏になるとあちこちで甘酒を販売し夏バテ防止ドリンクとして老若男女問わず、好んでいたようです。
ただ自宅で甘酒を作ってみるも、うまく作れない!というお悩みをお聞きしたので、今回は簡単に甘酒をおいしく作るポイントをご紹介いたします。

1.簡単に作る、甘酒づくりのポイント

①乾燥麹を使おう

 そもそも「麹」とは蒸した米や麦、大豆などの穀物に「麹菌」を繁殖させたもののことです。麹には生麹と乾燥麹があります。
生麹の麹菌は生きているため雑菌に弱く、保存期間は短く自己発酵が進み、劣化しやすいです。
乾燥麹は、日持ちを良くするために生麹を低温乾燥させて保存期間を長くしたもの
雑菌にも強く、自己発酵を抑えることができます。味や栄養価は生麹とほとんど変わりません。
甘酒がうまく作れない方は、自己発酵を抑えてくれる乾燥麹のほうが扱いやすいためオススメです。

②保温性のあるものを活用しよう

 甘酒づくりに欠かせないのが「保温性」。温度設定が出来るヨーグルトメーカーが便利です。容量が小さいため、半量分づつ作れます。
ただ、ヨーグルトメーカーがないというご家庭も多いので、今回は炊飯器の保温性を利用します。
炊飯器のふたを完全に閉めると温度が高くなりすぎるため、濡れ布巾をかぶせるかラップをしてふたを開けっ放しにします。
 魔法瓶は温度が安定しないため、おすすめしません。
※簡単に甘酒を作りたい場合は、ヨーグルトメーカーや甘酒メーカーがおススメ!

③60℃を超えない

 麹菌が生きて活動するため60℃を超えると、麹菌の酵素が壊れて完全に活動を失ってしまいます。
高温で長時間の加熱をすると、甘味が出なくなるので温度設定には気をつけます。温度計を用意しておきましょう。

④水道水を使用する

 水は水道水を使いましょう。ミネラルウォーターは加熱殺菌されているので使用不可です。

2.美味しい甘酒を簡単に作ってみよう!<2倍濃縮甘酒>

用意するもの

米麹・・・300g
炊飯米・・・500g(1.5合分)
ぬるま湯(30~40℃)・・・100ml
60~70℃のお湯・・・300ml
炊飯器
温度計計量カップ

作り方

米麹300gぬるま湯100ml加え、よく混ぜて1時間ほど置いておく
②炊き上がったご飯500gとお湯300mlを炊飯器の内釜に入れ、50~60℃ぐらいに調整し、①で作った米麹を入れてよく混ぜる
③炊飯器のふたを完全に閉めると温度が高くなりすぎるので、濡れ布巾で覆いふたを開けっ放しにし50~60℃10~12時間保温する。
1~2時間おきに混ぜるのがベスト。60℃を超えると米麹の酵素が壊れてしまい、甘味が出なくなってしまうため温度管理には注意する
④甘酒が完成したかは、甘いかどうか
保温後、なめてみて甘みが足りない場合は、米のデンプンがブドウ糖に分解されていないためさらに1時間保温する
⑤あら熱がとれたら、保存容器に入れふたをして冷蔵庫で保存する。
 保存容器はホーローやプラスチックを使用。ステンレスやアルミ製は麹菌の分解により、長期間保存すると穴が開いてしまうので使いません。

☆どれくらいで飲み切れば良いの?!

・保温が終わっても、発酵は持続しているので日持ちしないため早めに飲み切りましょう。
このレシピは2倍濃縮甘酒のため、召し上がる際はお好みに合わせてお湯などを足してください。

まとめ

 米麹から作る甘酒には、一切アルコールを使用していないため小さなお子様でも飲むことができます。
デンプンを分解するアミラーゼ、たんぱく質を分解するプロテアーゼ脂質を分解するリパーゼという酵素を含んでいるため
消化吸収に必要なエネルギーを最小限に抑えられると考えられます。
体に優しい甘酒を是非自宅で作って、味わってみてください。
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発酵実育の編集長で管理栄養士の川村郁子です。 腸内環境を整えるための発酵食品カンタン活用術をご紹介していきます!

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