
納豆にはどの食材が最も合う?!味も栄養もおススメの食材5つ

「納豆」は誰もがご存じのとおり、ヒトに必要な栄養素の必要量を十分に含んでいる「完全栄養食」です。
しかしほかの食品と組み合わせることで、不足している栄養素を補い、さらに効率よく栄養素を補給することができます。
そして今回は、そんな納豆と相性のよい食材を選んでみました!
納豆の栄養素をおさらい

納豆に含まれる代表的な栄養素は
- たんぱく質
- カルシウム
- ビタミンB1・B2
- ビタミンE
- ビタミンK・K2
- カリウム
- 亜鉛
- セレン
など幅広く含んでいます。
また機能性成分としては、誰もがご存じのイソフラボンのほか
- 納豆キナーゼ
- レシチン
- ポリアミン
- 食物繊維
- サポニン
- ムチン
- ジピコリン酸
- アルギニン
- リノール酸
などが挙げられます。ものすごい数ですね。
納豆と相性抜群の食材5選
それでは「納豆」と相性抜群の食材を5つご紹介いたします!
オクラ×納豆
オクラは夏野菜。年中出回っている中でも、今が一番、栄養が多く含まれている時期なので、ぜひ積極的に摂りたいところです。
オクラにはビタミン群、ミネラルが特に豊富です。またほかにもカリウム、βカロテン、マグネシウム、カルシウムも比較的多く含まれています。
ねばねばパワーを丸ごといただきましょう。
卵黄×納豆
なぜ卵の黄身だけなのでしょうか。
卵白はほとんどがたんぱく質でできていて、その1つにアビジンというたんぱく質が含まれています。
アビジンはビタミンB群の一種であるビオチンの吸収を阻害する働きがあるので、納豆の栄養を効率よく摂取することができません。
そこで卵黄だけで一緒に召し上がるほうが効率的なのです。
卵黄にはビタミンAのほか、リンが豊富に含まれています。
蕎麦×納豆
蕎麦には良質なたんぱく質のルチンやビタミンB1・B2、食物繊維が多く含まれている、大変栄養価の高い食材です。ルチンはそば粉を多くつかっている蕎麦ほどたくさん含まれています。十割蕎麦や韃靼蕎麦はとくにおすすめです。
あっさりとしたお味は、食欲のないときなどのスタミナ食としていかがでしょうか。
キムチ×納豆

ダイエットでも必ず登場する王道の人気コンビです。発酵食品のダブルパワーで整腸作用に強く働きかけてくれます!
キムチに含まれる乳酸菌と納豆に含まれる納豆菌で、腸内の有害物質を体外に排出する効果がパワーアップします。
またキムチの唐辛子のカプサイシンパワーで血行がよくなり、新陳代謝がアップします。
サバ水煮缶×うどん×納豆
おっと、意外な食材が登場しました!
山形県の「ひっぱりうどん」をご存じでしょうか?
山形の厳しい冬に備えるための保存食の乾麺や缶詰を使い、手軽に食べる方法として普及したといわれる「ひっぱりうどん」は、ゆでたうどんの上にサバの水煮缶と納豆を載せて、めんつゆやしょうゆなどのたれを絡めただけの簡単なうどんです。
「ひっぱりうどん」の名前の由来は諸説ある中、「鍋に入ったうどんを引っ張り合うほど美味しい」という気持ちが和やかになる説もあるそうです。
青魚のサバといえばEPA・DHAの不飽和脂肪酸が浮かびますが、ほかにも納豆には含まれないビタミンDやB12まで摂取することができますよ。
また、火を通さずトッピングするだけなので、納豆菌の効力を丸ごといただけます!
まとめ

納豆の相性抜群の食材は、まだまだたくさんあります。なぜなら、納豆は意外にもいろんな食材と相性がよいからだと思われます。
ぜひご自身でもオリジナルを見つけてみてはいかがでしょうか。
(参考)
「ねばねばパワーでカラダ美人 納豆のレシピ93」 著 料理研究家・栄養士 上村泰子
たべぷろ https://tabepro.jp/31188
美容・健康まとめ https://shaply.jp/7335/